宿題だけ、あとは遊び、という時代も小学校中学年になると終焉を迎えます。
といっても、塾に行け、というわけではなく、計算を早くするために公文に行ってみたらどうか、ということで、とりあえず体験に行きました。
そのきっかけとなったのが、毎朝学校であった百ます計算のスピード。
結構遅かったです・・・
危機感を持った母親が、せめて計算だけは、ということで公文を進めてくれたのがきっかけでした。
家から歩いて10分ぐらいのところにある教室の先生は非常にやさしく丁寧に教えてくださる先生で、教室の雰囲気もすぐに好きになり、順調に通い始めました。
科目は算数と国語。(この時になぜ英語をやらなかったのかは覚えていないです。この時は小学校の科目にもないし、特に需要もなかったんでしょうね)
もともとの目的は算数で計算のスピードを速くする、ということだったんですが、なんだかんだ国語の方が役に立ったような気もします。
一番印象に残っているのが、国語の教材に出てきた「兎の目」。
灰谷健次郎の名作ですが、その当時は抜粋だけですごいインパクトを感じた記憶があります。公文の教材の最後には感想を書くところもあるのですが、そこに続きを読んでみたい、って書いたら先生が本を貸してくださいました。
今でも最も好きな本の1冊には確実に入ります。(その後、天の瞳、太陽の子等も愛読しています)
くもんは自分の好きな時間に行けるという意味でも非常に自由度が高く、子どもとしてもあまり負担に感じずに楽しんで勉強できていました。(算数もどんどん先に進めるので、小学校高学年の教材もやらせてもらっていた記憶があります。)
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