【授業】Art(美術)

インターナショナルスクール

私の日本人学校での苦手科目・・・それが美術の授業でした。水彩画の授業がありましたが、教科書通りにまずは薄い色、その後濃い色でやって、とか言われても感覚つかめず、結局はひどい成績に。もともと絵を描くのは得意じゃありませんが、正直嫌いになりました。

そんな美術に対する苦手意識を変えてくれたのがインターナショナルスクールのArtの授業です。

先生は授業中にX-FactorのDVDを流してるようなだいぶおおらかな先生。テーマを与えたら、あとは各自の好きなようにさせてくれました。

例えば社会科の授業でインドの歴史をやっていた時のこと。オーム(インドの宗教で重視される「聖音」と呼ばれるものです。以下図)というマークをテーマに、どんな道具を使っても良いから、表現してみようという授業がありました。

はたまたコラージュの授業では好きな絵画を選んで良いとのこと。私が当時から好きだった、ナショナルギャラリー所蔵のヘンリー八世を使わせて頂きました。

ヘンリー八世。これは絵画の一部抜粋ですが(授業でもこの部分のみを使用)、実は絵画の下部には引き延ばされた骸骨が描かれていることでも有名な作品です。

その他にも簡単な毛糸織物を作ったり、いろいろと楽しい授業がたくさん。Grade 8の時には、上記のコラージュ作品が認められたのか、学年1人だけの最優秀賞を思いがけず受賞し、非常にうれしかったことを覚えています。

今では芸術の表現する楽しさというものを理解できますが、それを気づかせてくれたのは、間違いなくインターナショナルスクールでの美術の授業でした。

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